アービントン・リサーチ

資産運用教育&ファイナンシャルプラン

金融経済レポート

円安をもとめて走り出したワニ

投稿日:

かなり長く収束の過程にあったドル円が呪縛を外れ円安へ動意づいている。

テクニカルはかなり勘の部分、ヒューリスティックな部分が重要であるが、
スーパーボリンジャーといわれる統計的な手法で1σ(シグマ、高色の部分)を2日前に上抜け巡航速度の円安になりつつある。

また、Kアリゲーター(黄金比率による複数の単純移動平均)もアリゲーターの面相になりつつある。このまま推移すれば、円安に走り出す可能性が高まります。

勿論、下段のモメンタムはポジティブで上昇中。

再び円安になる直接の理由はよくわかりません。しかし、米国金利上昇が何かの原因で起こるというのが普通です。

-金融経済レポート

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

新興国株は10年抵抗線にチャレンジ

新興国株は、10年上昇を阻んできた、 抵抗線に三度目の挑戦となっている。 一目均衡表の「雲」下限がちょうどこのレベルである。 見事に静止している。 エリオット波動の大勢でA-B-Cを展開中と見ており、 …

no image

短期的な見方ではあるが、昨日の雇用統計を受け、最終5波エッジが完成したと見ている。 下段モメンタムは明らかに転換点を迎えつつある。最終の動きは要注意である。

no image

米国2年金利は大幅上昇トレンド入り

米国のFRBの利上げは済々と実施されているが、実は完全に後手に回っている。彼らの従う政策ルール「テーラールール」では5%に到達していなければならない。 米国経済は依然低成長ではあるが、物価と失業率とい …

no image

米国株の次の重要なボトムは8月末?

足元の企業収益は好調で、更に自社株買いが依然として株価を支えている。また、テクニカル上は、Kアリゲーター(複数移動平均で構成)やスーパーボリンジャー(遅行スパンとボリンジャーバンド)は足元、非常に強い …

no image

金価格は1300㌦超えを目指す

金価格は、2011年高値からの重要なレジスタンスをわずかに上回った後、レジスタンス上で乗った。本日(6月14日)のFOMC待ちの状況である。利上げがさらに継続すると市場が納得するか否か?