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金融経済レポート

円安をもとめて走り出したワニ

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かなり長く収束の過程にあったドル円が呪縛を外れ円安へ動意づいている。

テクニカルはかなり勘の部分、ヒューリスティックな部分が重要であるが、
スーパーボリンジャーといわれる統計的な手法で1σ(シグマ、高色の部分)を2日前に上抜け巡航速度の円安になりつつある。

また、Kアリゲーター(黄金比率による複数の単純移動平均)もアリゲーターの面相になりつつある。このまま推移すれば、円安に走り出す可能性が高まります。

勿論、下段のモメンタムはポジティブで上昇中。

再び円安になる直接の理由はよくわかりません。しかし、米国金利上昇が何かの原因で起こるというのが普通です。

-金融経済レポート

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